キノコ アーカイブ

どうも、とよ田キノ子です。
アートディレクターでありイラストレーターでもある黒田潔氏によるビジュアルストーリーブック「森へ」。氏の初作品集となる、この「森へ」では今まで一貫してモチーフにしてきた昆虫・植物・動物たちの集まる“森”をテーマに新作のイラストと立体をまとめたもの。アラスカを舞台にした森の中には、豊かな自然とともにキノコたちもたくさん描かれている。

なお、現在「森へ」出版記念として2月10日(水)から22日(月)まで、渋谷パルコ内ロゴスギャラリーにて展示会が開催中。作品集に収められている数点の原画と立体の展示、グッズなどの販売も。興味のある方はぜひどうぞ。

黒田潔『森へ』出版記念展
2010年2月10日(水)〜2月22日(月)
LOGOS GALLERY(渋谷パルコ パート1 / B1)
※最終日は5:00pmにて終了。

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↑表紙にもキノコが。

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↑立体作品+モデル(小林聡美さん・もたいまさこさん)の作品も。

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↑ぬらぬらした独特の線画。
なめらかで、心なしか湿り気を帯びているようにも感じる美しい線は、それだけで深い森を連想させる。

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↑なんと、サインをいただきました!
そして、直筆のキノコのイラストまで…(感涙。
運良くサイン会のタイミングで伺うことができ、少しお話させていただいたのですが、キノコの話を振ったところ「タイトルを“森へ”と決めたときに、絶対キノコをたくさん描こうと思ったんですよ」とおっしゃっていた。その言葉の通り、立体・イラスト共にたくさんのキノコが登場し、きっと楽しんで描かれたのだろうと思えるほど、それらは生き生きとしている。
この日はキノコの縁を感じつつ、東京を後にしたのだった。

【関連】
KIYOSHI KURODA

どうも、とよ田キノ子です。
謹賀新年(菌我信念!)
本年も部ログをどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、個人的には何といっても「高遠ブックフェスティバル」へ参加し、飯沢耕太郎さんとキノコイベントを開催できたことが一番大きな出来事でした。そして、キノコを通じて、オンライン・オフラインともに素敵なご縁や繋がりが広がったこと、とても感謝しています。目に見えずとも、着実に自分自身の菌糸を伸ばすことができていたということを実感させていただいたように思います。そんな、地中で成長を続けた菌糸が年に一度、子実体(いわゆるキノコ)として皆様の前に現れるのだとしたら、2008年の「キノコレ展」・2009年の「きのこ文学スポット」に続くものは一体どのようなカタチになるのか、これはまだまだ私にもわかりません。ただ、少しわかるのは“森の分解者”であるキノコのように、自分自身に取り込んだモノを分解し(さらにはカタチをかえて)世の中に還元するということ。それはまさに、デザイナーという職業にも当てはまります。自分を通してアウトプットしたモノによって、誰かの明日が少し楽しくなれば…。そんな気持ちで取り組んでいきたいと思っています。

最後になりましたが、今年も皆様にとって良いキノコ年であることをお祈りしております!
どうぞよろしくお願いいたします。

2010年 1月
とよ田キノ子

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どうも、とよ田キノ子です。
Troubled Moon Films 制作の映画「恐怖!キノコ男(原題:Fungicide/2002年/83分)」DVD。
作品としては超絶Z級のこの映画、どんな内容なのかというレビューは他のサイトをご覧いただくとして、ここでは珍キノコグッズとして紹介しようと思う。

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まず、なぜ2つ持っているか。色の違いがお分かりになるだろうか。
写真右がヤフオクで購入したもの、写真左がレンタル品販売(中古処分品)を購入したもの。先に購入したのが右のヤフオクで落札した方で、出品者によると日本版(リージョンコード2)の正規品を中国からの発送とのことだった。怪しいと思ったが、そんなに高くないし(1,000円)、まあいいかと思い購入を決めた。数日後、届いた品を確認してみると何やらチープな質感のパッケージ。この見慣れた質感を見間違えるわけがない、インクジェット印刷なのだ。しかも、丁寧にカッターで断ち落とされている風に見える。
そして、パッケージを開けた状態が↓これだ。

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当然、右がヤフオク落札品である。衝撃の DVD ラベル。インクジェット印刷のラベルシールが貼ってある。しかも若干、貼り損じている。おかしすぎる。デザインはまだしも、正規品はリリース日などラベルに印刷するだろうか。
普通なら、パッケージの時点でコピー製品だと断定するだろう。しかし、作品自体が超絶Z級クオリティのため、パッケージをインクジェットプリンタで印刷して、カッターで断ち落としたりして、誰かの手作業で作られていたとしても「あり得る」と納得してしまったのである。
まだ終わらない。パソコンにディスクを挿入してみると DVDタイトルが「DVD_VIDEO_RECORDER」。…うん、でも、まあまあ、普通に映画が見られたらそれでいいよ、安かったし。再生すると画面には、再生時間の表示まで録画されている。ダメだ、これはさすがにダメだ。すかさず出品者に「これはコピー製品なのではないか」という旨の連絡、その返事は「自分の出品した DVD を何人も購入してもらったが、そんなこと言われたのは初めてだ!」と、ややご立腹なご様子(笑)。
そういったわけで、我が家の珍キノコグッズと相成った。

この作品が海を渡って商品化されているというだけでも奇跡なのに、コピー製品まで出まわってしまっているということが驚きである。売れると思ってるのか(笑)いずれにしても中国の人、ありがとう。
ボロクソ書いたが、作品自体はヒドイを通り越してもはや笑えるレベルなのでみんなに見せたくなる“パーティ映画”として秀逸だし、パッケージデザインもとても気に入っている、愛すべき一品。
(いつか、こういうキノコ映像作品を集めて上映会をしたい。)

監督:デイヴ・ワスカヴェッジ
製作:デイヴ・ワスカヴェッジ
製作総指揮:メアリー・ワスカヴェッジ
脚本:デイヴ・ワスカヴェッジ
   メアリー・ワスカヴェッジ
撮影:デイヴ・ワスカヴェッジ
音楽:デイヴ・ワスカヴェッジ
出演:デイヴ・ボナヴィータ
   ウェス・ミラー
   デイヴ・ワスカヴェッジ
   エドワード・ワスカヴェッジ
   ロレッタ・ワスカヴェッジ
   デヴィッド・ウェルドン
(※同じ名前が並んでいるが、みなさんご家族だそうです。)

【関連】
Troubled Moon Films(公式サイト)
「恐怖!キノコ男」のトレイラー閲覧やオフィシャルグッズを購入できます、一応。

株式会社ゼイリブ
日本での「恐怖!キノコ男」DVD 販売元。
…この会社のサイトもちょっとアレだが。

どうも、とよ田キノ子です。
前回のVol.59から、なんとも3ヶ月強が経っている。
心を入れ替えたい。

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さて、そんな Vol.60は、イギリスの挿絵画家・児童文学者 Cicely Mary Barker (シシリー・メアリー・バーカー)氏が描いた「FLOWER FAIRIES」シリーズのポップアップ絵本『How to Find Flower Fairies』。
作者である Cicely Mary Barker(1895-1973年)氏は、1923年に「FLOWER FAIRIES」シリーズ第1作目を発表し、現在も世界的な人気を集めている。

このポップアップ絵本『How to Find Flower Fairies』は、ページ数は少ないものの、美しいイラストと写真、そして立体的な仕掛けがすばらしく、子供のみならず、むしろ大人が楽しめる絵本である。
写真ではわかりづらいが、表紙はエンボス加工・金の箔押し、中央には妖精のステレオ印刷が施され、ページ内にもラメ印刷・ニス印刷されている箇所もあり、豪華で美しい作りとなっている。
ページを開くと、森の木の葉・草・花などがリアルに再現されており、葉かげや木のうろには小さな妖精たちが遊んでいる。
昆虫の羽を持ち、花びらのような衣装を着た妖精たちは、作者の愛する自然と身近な子供たちをモデルし、繊細で愛らしく、そしていきいきと描かれている。そんな彼(彼女)らにとって、森の至る所で突如現れるキノコは恰好の遊具であるに違いない。ページをめくりながら、そんな想像をしつつキノコで遊ぶ妖精たちを探すのも楽しい。

妖精とキノコ、実は切っても切れない関係なのだ。
「菌輪(きんりん)」と呼ばれる、キノコの菌糸が土中に放射状に広がることによって、輪を描いたようにキノコが発生する現象がある。これを欧米では妖精が踊った痕跡として、"fairy ring"、"fairy circle"、"elf circle"、"pixie ring" など「妖精の輪」と呼び、各国の神話や民話の中に多く登場する。また、この菌輪は妖精の世界の入り口とされ、輪の中に入ると別の場所や過去・未来を行き来できるという言い伝えもあるようだ。
近年では、オンラインゲームなどでもこの菌輪をモチーフにした演出(各地へ移動するための入り口など)を見ることができる。それだけ、欧米では身近にあって誰もが知っている存在だと言えるだろう。
菌輪、まだ実物には遭遇したことはないが、いつか足を踏み入れてみたいものである。

若干、本題から逸れてしまったが、このポップアップ絵本を見ているうちに、これだけ日常の生活にしみ込んでいるのだから本当に妖精はいるのではないか、と思わずにはいられなくなってしまった。それほど、この絵本の中の妖精はいきいきと描かれているのである。
もしかしたら、我が家の庭のグラジオラスやアジサイの葉かげに身を潜めてこちらの様子をうかがっているかもしれない、そう思わせてくれる魅力がある一品。

【参考】
シシリー・メアリー・バーカー(Wikipedia)
菌輪(Wikipedia)

どうも、とよ田キノ子です。

去る8月29日(土)・30日(日)に、
4月から参加して、実行委員として約5ヶ月間準備に関わってきた「高遠ブックフェスティバル」が終了しました。フタを開けてみたら、予想を遥かに上回る約2,500人という多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました!

↓これは、私が担当した「きのこ文学スポット」の様子。
高遠町を一望できる高台にあるティールーム「木のすず」さんにて行いました。
木の家具のショールームにもなっている、暖かみのある店内をキノコグッズとキノコ本で埋め尽くしました。美味しい紅茶とお菓子をいただきつつ、キノコに囲まれて、キノコに関する本を自由に読むことができるという企画。
2日間とも、ほぼ満席状態が続くというご盛況をいただき、本当にありがとうございました。
「きのこ文学スポット」は、写真評論家でもあり、きのこ文学研究家でもある飯沢耕太郎さん所蔵のキノコ本と、私のキノコグッズコレクション(本も1割位)とのコラボレーションです。
飯沢さんとはキノコ繋がりで何度か面識はあったのですが、今回思い切ってお声がけさせていただいたところ、面白そう!とお返事をいただき実現することができました。
また、当日は私のキノコグッズコレクションの中からキノコ柄のマフィンカップを使用した、
木のすずさん特製のキノコカップマフィンを販売させていただきました。
(おかげさまで完売!なので、写真撮れませんでした…。)

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↓29日(土)に行った、飯沢さんのトークイベントの様子。こちらも満員御礼でした。
文学や文化の中でのキノコについて、約1時間半たっぷりとお話を伺いました。
トークイベントは木のすずさん特製の地元産キノコと夏野菜をたっぷり使ったキッシュ付き。

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↓「高遠ブックフェスティバル」メインストリートの様子。
高遠の町を散策しつつ、本を楽しんでもらいたいということで
町の至る所に本棚を配置して自由に読んでもらえる“街角本棚”や“ブックスポット”、地元の無農薬野菜、パンなどの販売、県内の出版社ブース、地元新刊書店ブース、こどもブックリサイクル、リトルプレス・フリーペーパー紹介、シンポジウム、有名作家の講演会やトークイベント、アートパフォーマンスなどなどで賑わいました。

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とても充実した2日間でした。
普段はウェブ専門の仕事をしている関係で、実際の人の反応を見ることが難しいのですが
その場で、自分の目で、結果を見ることができるということの達成感は、
準備の時の苦労など吹き飛んでしまうほどでした。
ほんと、よかった。(こんな表現しかできなくて、もどかしいw)
でも、2日間合わせても30分くらいしか自由時間が作れず、
ほとんど他のイベントを見ることができなかったのが、残念。見たいイベント、あったんだけどなあー。

今回は初めての試みということで、地元の方にも(お客様にも)イメージしづらいものだったこともあり、当然ながら、好意的な意見だけではありませんでした。
イベント終了後の反応も「こんなふうにしてほしくない」というご意見も見受けられました。
もちろん、ご賛同・ご協力していただいた方々もたくさんいます。本当に感謝しています。
発起人の北尾トロさんはじめ、主催者側としては、自分たちが楽しければ伊那市や高遠町がどうなってもかまわないということは、全く考えていません。
また、このフェスティバルの時だけ盛り上がれば良いとも考えていません。
地元が活性化し、いつ来ても本が楽しめて、高遠の町を楽しめる、そしてまた訪れたくなる町。
それが日常として根付いていくことが理想です。
今回、実際にアクションを起こすことで、いろいろな問題点や反省点が出てきました。
また来年、再来年と続けて問題をクリアしていくことで、理想が現実になっていくことを信じています。
簡単なことではありませんが、私もできるだけ応援していきたいと思っています。
新参者の私が言うのもなんだけど、高遠、ほんとイイ町だよ…。

思えば、この地に引っ越してきて9ヶ月。
その半分以上をこの「高遠ブックフェスティバル」とともに過ごしてきました。
良いご縁・出会いや経験を体験できたことに感謝です。

楽しかった!また来年!

どうも、とよ田キノ子です。

またまた2ヶ月ぶりの更新となってしまいました。
その間、キノコのことを放ったらかしていたかというと、もちろんそんなことはありません!

この度、キノコイベントを行うことになりましたので
告知させていただきます。

今年8/29(土)、30(日)の2日間、長野県伊那市・高遠町にて行われる、
第1回「高遠ブックフェスティバル」内で、
きのこ文学研究家・飯沢耕太郎さんにご協力いただき「きのこ文学スポット」を開催します。
29日(土)には飯沢さんのトークイベント(キノコ料理付き)も予定しています。

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高遠ブックフェスティバル
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開催日 :2009年8月29日(土)、30日(日)
開催時間:開始 10:00頃 / 終了 21:00頃(催しにより異なります)
開催地 :長野県伊那市高遠町内の町並み全域
主 催 :高遠ブックフェスティバル実行委員会

日本初の「ブックツーリズム(本をかなめとする観光のスタイル)」の試みとして、
2日間だけ高遠町全域を“本の町”にします!
著名人のトークイベントやシンポジウム、ワークショップなど様々な催しや、
本を存分に楽しんでいただける場所をご用意しています。
詳細は上記の公式サイトをご覧ください。
(ちなみに、私はこのイベントの実行委員としても参加しています。)

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きのこ文学スポット

飯沢耕太郎氏所蔵のキノコ本をはじめ、様々なキノコ本をご自由に閲覧いただけます。
会場にはキノコグッズの展示も行っておりますので
ゆっくりと時間が流れる、キノコに囲まれた心地よい空間で
美味しい紅茶・お菓子とともに、キノコ本をお楽しみください。

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飯沢耕太郎トーク「きのこ文学ア・ラ・カルト」

キノコに取り憑かれた、日本を代表する写真評論家である飯沢耕太郎氏が、
"きのこ文学"の面白さと魅力に迫ります。
キノコという不可思議で奇天烈な存在を、"文学"という角度で切り取ってみると、
その切り口はどうなっているのでしょう。
従来のように自然科学的にではなく、文学的に定義してみると、
そこには一体どんなキノコたちが見えてくるのかということを中心に、
様々なキーワードを軸に文学的観点からキノコの魅力を探っていきます。

※トークイベントは、
 地元産のキノコと夏野菜をたっぷり使った絶品キッシュと、
 紅茶などワンドリンク付きです!
※事前のご予約が必要ですので、上記ページからお申し込みください。

キノコ好きの方、本好きの方、もちろん両方お好きな方も、
皆さまお誘い合わせのうえ、
この夏は、ぜひ「高遠ブックフェスティバル」へお越しください!

どうぞよろしくお願いいたします。

どうも、とよ田キノ子です。

前回の更新から実に2ヶ月も空いてしまいました。
その間にも我が家に新しくやってきたキノコたちもたくさんいるというのに、
なんということ…キノコたちに申し訳ない。

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そんな気合いを入れ直した Vol.59は、Gucci のスカーフ。
Gucci はこれ以外にもキノコモチーフのものがいくつかある。(ただ、やはり高価なのでそんなにたくさんは集められないのだが、さすがにすてきなデザインが多い。)
Gucci の他、有名ファッションブランドでもキノコは多く取り入れられているモチーフ。
HERMES や CHANEL をはじめ、VivienneWestwood、ANNA SUI、ツモリチサト、フランシュリッペ、ムチャチャなどなど。世の中には“オシャレキノコ”も数多く存在しているのだ。
さてこのスカーフ。紺色のフチ、その内側の白地部分に色鮮やかなキノコたちが描かれているデザイン。
細部まで丁寧に描かれた図案には、8種のキノコと草花、そして、それに集まってくる様々な虫たち。眺めているといつの間にか虫になったかのように、虫目線になってくるから不思議だ。
茶色や黄色に色づいた落ち葉、野バラが実を付けている風景、季節は秋。カサカサと落ち葉の乾いた音が聞こえてきそうだ。音を立てているのは、この虫たちかもしれない。きっと冬支度に忙しいのだ。そんな、にぎやかな秋の森を思わせるスカーフ、首もとに巻けばそれだけであたたかい気持ちにさせてくれそうな一品。

実寸:86cm×85cm
素材:絹100%

どうも、とよ田キノ子です。

現在、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSにて「CRAZY MUSH ROOM」展が開催中。
この部ログではもうおなじみの、写真評論家 飯沢耕太郎さんによる展示である。テーマは、「行き過ぎたきのこ愛好家が引きこもりの末に作り上げてしまった禁断の書斎」。この展示にあわせて、トークイベントも開催されるとのことで、去る3月18日に行ってきた。

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入ってすぐ迎えてくれるのは、“きのこ視点のアートコレクション”をテーマとした企画「きのこコネクション」。飯沢さんをはじめ数名のアーティストが個性的なキノコたちを作り上げている。
そして、書店内にある秘密の小部屋「書斎コーナー」が、キノコ狂の書斎である。
様々な文献とともに、所狭しと並べられたキノコグッズの展示に、今にもクレイジー・キノコ博士が登場しそうな雰囲気。飯沢さんといえば「世界のキノコ切手」を出版するほどのキノコ切手コレクター、今回もキノコ切手が散りばめられていたが、キノコはキノコでも「キノコ雲」の切手を展示するなど、細かいところまで遊び心のある展示だった。
(これ以外の所蔵物は、これも現在開催中の「考えるキノコ」展にて展示中とのこと。)

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会場内のスクリーンで、そのきのこさんチョイスによるすてきなキノコ写真たちのスライドショーが映される中、スパークリングワインなど傾けていると、トークショーがスタート。
話題はキノコ文学を中心に、様々な分野へまるで菌糸の繋がりのように広がり、まさに「キノコ的」でとても楽しいお話を伺うことができた。
核心的なお話は、実際のご本人の書斎が“とてもすごい(笑)”というところから、一見すると無秩序にも見えるが、幾冊も重なった本と本に、塊と塊に繋がりができていき、そこから新たなものが生まれたり、気づかなかったことに気づいたり発見がある。その「偶然性」こそが、非常に「キノコ的」である。つまり、「キノコが偶然性の象徴」であるという一言に集約された。
また、その気づいたり見つけたりする能力、キノコ的にいうとキノコ狩りの際に使われる「キノコ目」は普段の生活の中にもあり、それはまさにセレンディピティであるという。一生懸命探しても見つからなかったキノコが、ふと腰を下ろした先に生えてた!みたいな、思わぬ「キノコ目」と「セレンディピティ」との関係に、とても納得し、とても興味深く、とても楽しい時間を過ごすことができた。
(私たちの職業でいうところの、アイデアのつくり方もその発生方法と酷似しており、まさに「キノコ目」なのだ!と妙に興奮したのであった。)

その他、印象に残っているキーワードを自分用にメモ
・キノコは中間的な存在、生と死の間、植物と動物の間など、
 それ以外にも何かと何かの中間に或るのがキノコ
・キノコ的時間

あ、会場には私が飯沢さんに贈ったキノコグッズも展示されています。へへへ。
会期は今月末日までなので、興味のある方はぜひどうぞ。

【関連】
以下、今回のイベントをプロデュースした point of view co.,ltd.の代表、古井真也氏のブログより。
SPBSラボ 古井真也×飯沢耕太郎「偶然性のトーク」(inspiration)
きのこコネクション・CRAZY MUSHROOMの設営(inspiration)
きのこ狂の書斎やります(inspiration)

すてきキノコサイト
そのきのこ

CRAZY MUSH ROOM+きのこコネクション
期間:3月16日(月)〜31日(火)12:00〜24:00
会場:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(シブヤパブリッシングブックセラーズ)

どうも、とよ田キノ子です。

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テントウムシとキノコがプリントされた、マグ&プレート。
名古屋の雑貨店「le petit marche(プチマルシェ)」を営む滝村美保子氏と、イラストレーター松尾ミユキ氏とのユニット「le deux(レ・ドゥ)」がプロデュースしている食器「monpepe」シリーズ。
1950〜60年代の壁紙やファブリックのデザインを使用しているとのことで、イラストのかすれ具合や網点のかんじも、どこか懐かしさと温かみがある。赤と焦げ茶というシックなカラーリングも、この図案によく似合っている。そして、ともにラッキーモチーフでもあるテントウムシとキノコは国内外問わずよく用いられている組み合わせ。赤色とドット柄という共通点もあるためか、とても相性が良い。
見ているだけでも笑みがこぼれてしまうような、このキュートでノスタルジックが漂うマグとプレートには、はちみつを入れたミルクと素朴な焼き菓子を合わせたい。きっと、どんな小さな幸運だったとしても、それ以上の喜びに変えてくれるに違いない。そんな風に思わずにはいられない一品。

どうも、とよ田キノ子です。

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USB対応 気化式加湿器「うるおいきのこ」。
胞子の代わりに、水分を含ませた空気を放出するという、乾燥する時期には持ってこいのお役立ちキノコだ。気化式を採用しているため、胞子のようなスチームが見られないのは残念だが、アロマオイルを入れてアロマポッドとして利用する場合は、加熱をしないので、やさしく香ってくれるのがウレシイ。
軸の部分に水を入れ、カサ(内側にはファンが付いている)上部にある電源スイッチを押すだけで加湿が始まるというお手軽設計。デザインも余計なものは何もないほど、シンプルなスタイルで潔い。特にカサのてっぺんにある電源スイッチは、白色のドット模様と同化しており、まったく嫌みがない。電源は USBケーブルでの供給の他、単二型乾電池も使用できるため、ワイヤレスでの利用も可能。我が家の「うるおいきのこ」はヤフオクで本体のみ落札(なんと500円)したので、USB は使用できないのだが全く問題ない。
ちなみに、機能面ではそれほど加湿が期待できなかったり、ファンの音が思いのほか大きかったりするなど、加湿器としてはそれなりに致命的なのだが、それを上回る程の愛くるしさで、乾いた心をうるおしてくれる一品。
(むしろ、そういう商品です。)

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