どうも、とよ田キノ子です。
7月12日から17日まで開催していた個展「Mushroom meets girl」が無事終了しました。
期間中、多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。
今回は普段ブログやTwitterでやりとりをさせていただいていた方や、ネットで情報をご覧いただいた方々にたくさんお越しいただきました。10数年ぶりに会いに来てくれた友人や、遠方から駆けつけてくれた菌友の方々も…。本当に感謝します。ありがとうございました。
私自身、初めての作品展・初めてギャラリーでの展示ということもあり、いろいろと不慣れな点が目立ち反省も多いのですが、それ以上に、自分の作品に対する反応・意見を直接見聞きすることができ、とても良い経験になりました。特に、自分でも想像しなかったご意見やご感想を伺うことができたことは、本当におもしろく、よい刺激となりました。1点1点に背景やストーリーを考えつつ制作をしていましたが、「ああ、そんなふうに読み取ることもできるのか」とか「たしかにこの子にはそんな背景があるかもしれない」とか、そう思うと、(自分の生み出した子たちの)私の知らない部分を知る誰かがいることで、きちんとこの世に存在してくれているような気がしました。ありがたいことです。
作家としては私自身も作品もまだまだ未熟ですが、この経験を元に、これからの作品づくりに活かしていければと思います。
【コンセプト】(追記:100721)
分解者、キノコ。
生の終わりを迎えたもの・不要となったもの(それは奇しくも我々が目を逸らしてしまうであろう、きたないもの・嫌なものであることが多い)を分解して、次の生へとつなげる役目です。しかし、その彼らのお陰で、うまい具合に輪が成り立っています。そんな彼らとは接点がないかのように見える、成長過程の瑞々しく輝く少女たちの中にも、輝きの反対側にある薄暗く湿り気を帯びた、それぞれが分解されたいと望んでいるもの・分解されるべきものを抱えていました。そうして、出会うべくして出会い、彼らと彼女たちが自ら望んだ姿、次への希望の姿、その一過性の儚くも美しい姿を、ここにおさめました。
Mushroom meets girl.
今回の作品を見て、死・寄生(自由を奪われている)を連想される人が多かったですが、私はこの作品に逆の意味を込めました。
【展示の様子】
箱のようなフレームで額装し、標本のようなイメージで展示。
(おかげさまで、全8点の作品のうち4点は旅立って行きました。)

一番多かった質問はやはり「どうやって描いてあるんですか?」でした。
今回、作品を制作するにあたって一番注力したことは、“目新しい技法で制作する”ということでした。画力ではずっと描いている人には全くかなわないし、きちんと絵画を勉強してきたわけではないので、何か新しいこと(できれば誰もやっていなさそうなこと)をするということを自分に課しました。そういう意味では、この技法についての質問が多かったということは、一応成功したと思っていいのかな。

↓福田氏との共同作品。
福田氏が国内外で撮影した写真に、私がその写真からイメージしたキノコを描いたもの。

床に展示し、実際のキノコを探すようなかんじで見ていただきました。

↓個展を開催したギャラリー巷房が入っているビル。
空襲を免れ戦前から残っているというだけあって、独特な雰囲気。
今回の展示は、この雰囲気にも助けられていたということもあります。

【番外編】
↓差し入れしていただいたキノコたち!
手前にあるフエルトキノコは、なんとゴンバ社のボビコさんによる手づくり。
ありがとうございます!

お菓子もたくさん差し入れていただきました。ありがとうございました!
西光亭のくるみクッキー、いろんな絵柄があるけれど、キノコがついてるパッケージは知りませんでした。美味いうえにかわいいなんてズルイ。

さて、今後ですが、
今回のこの「Mushroom meets girl」の巡回展を予定しています。
詳細が確定しましたら、お知らせいたします。
それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。