キノコ アーカイブ

どうも、とよ田キノ子です。

今年7月に銀座で開催した個展「Mushroom meets girl」
巡回展が決定しましたので、お知らせいたします。
日程は以下です。

【信州・高遠】
高遠ブックフェスティバルに出展。
■日程:2010/9/18(土)~ 23(木・祝)
■時間:10:00~18:00
■場所:ガーデンテラス四季の杜(長野県伊那市高遠町西高遠1080-1)
■入場無料
【展示】きの子 -- Mushroom meets girl --(高遠ブックフェスティバル:イベント詳細)

【神戸】
■日程:2010/11/17(水)~ 12/5(日)
■時間:11:00~18:00
■場所:ギャラリーきのこ(兵庫県神戸市灘区福住通4-2-17)
■定休:月・火曜日


お近くへお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

どうも、とよ田キノ子です。

ついに、リアルキノコの道へ足を踏み入れてしまいました…!
先日、「きのこマイスター講座」に参加してきましたので、
その時の様子を以下にまとめました。

2010年7月22日(木)
場所:萱野高原 信州かやの山荘(長野県上伊那郡箕輪町)
主催:信州かやの山荘
会費:3,000円(1回につき)
萱野高原を知り尽くした講師の指導のもと、
同高原に生育するキノコ200種を覚えようという講座
(7月から11月まで、全5回。第1・2回:初級/第3・4・5回:中級)
初回は講義1時間、実習(きのこ狩り)約1時間半、昼食後解散という構成。

↓講義の様子。翌日、地元のローカル新聞の一面トップ記事(笑。
標高1200mの萱野高原、日差しは強いけど、山荘の中や木陰はとても涼しい。
講義中は高原の涼しい風がよく通って、参加者のみなさんは講義に集中されていました。

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↓実習の様子。
慣れている方は、マイびく(きのこを入れるカゴ)+鈴(熊よけ・位置確認用)でカッコイイ!
(次回は、びくを買って参加しようと心に決めた。)

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↓今回は食べられるきのこメインのきのこ狩りなので、食べられないor毒のきのこはスルーで。
この日はタイミングがそれほど良くなかったとのことで、あまり収穫なし。

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↓あこがれのタマゴタケにやっと会えた!感激。

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↓可食きのこを集めた今回の私の成果。
(食べられないと言われたものは省いてあります。よほど物珍しそうにしているように見えたのか、参加者のみなさんがいろいろ譲ってくれたものも含まれています…。)

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(持ち帰った後、食べようと思っていたのですが、水に漬けすぎて大変残念なことになりました…。)

後日談:
あまりに悔しく、申し訳ないことをしたので
翌日、きのこを探しに出かけてヤマドリタケモドキをゲット。バターと塩コショウでホイル焼きにして食べました。
大変おいしかったです!(・∀・)

次回(第2回):9月16日(木) 初級講座 2

【関連】
キノコを見分けよう 箕輪でマイスター講座(長野日報)

これまでの「きのこマイスター講座」受講レポート
きのこマイスター講座 Vol.01
きのこマイスター講座 Vol.02
きのこマイスター講座 Vol.03
きのこマイスター講座 Vol.04
きのこマイスター講座 Vol.05(終了)

続きを読む "【レポ】きのこマイスター講座 Vol.01" »

どうも、とよ田キノ子です。

7月12日から17日まで開催していた個展「Mushroom meets girl」が無事終了しました。
期間中、多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。
今回は普段ブログやTwitterでやりとりをさせていただいていた方や、ネットで情報をご覧いただいた方々にたくさんお越しいただきました。10数年ぶりに会いに来てくれた友人や、遠方から駆けつけてくれた菌友の方々も…。本当に感謝します。ありがとうございました。

私自身、初めての作品展・初めてギャラリーでの展示ということもあり、いろいろと不慣れな点が目立ち反省も多いのですが、それ以上に、自分の作品に対する反応・意見を直接見聞きすることができ、とても良い経験になりました。特に、自分でも想像しなかったご意見やご感想を伺うことができたことは、本当におもしろく、よい刺激となりました。1点1点に背景やストーリーを考えつつ制作をしていましたが、「ああ、そんなふうに読み取ることもできるのか」とか「たしかにこの子にはそんな背景があるかもしれない」とか、そう思うと、(自分の生み出した子たちの)私の知らない部分を知る誰かがいることで、きちんとこの世に存在してくれているような気がしました。ありがたいことです。

作家としては私自身も作品もまだまだ未熟ですが、この経験を元に、これからの作品づくりに活かしていければと思います。

【コンセプト】(追記:100721)

分解者、キノコ。
生の終わりを迎えたもの・不要となったもの(それは奇しくも我々が目を逸らしてしまうであろう、きたないもの・嫌なものであることが多い)を分解して、次の生へとつなげる役目です。しかし、その彼らのお陰で、うまい具合に輪が成り立っています。そんな彼らとは接点がないかのように見える、成長過程の瑞々しく輝く少女たちの中にも、輝きの反対側にある薄暗く湿り気を帯びた、それぞれが分解されたいと望んでいるもの・分解されるべきものを抱えていました。そうして、出会うべくして出会い、彼らと彼女たちが自ら望んだ姿、次への希望の姿、その一過性の儚くも美しい姿を、ここにおさめました。
Mushroom meets girl.
今回の作品を見て、死・寄生(自由を奪われている)を連想される人が多かったですが、私はこの作品に逆の意味を込めました。


【展示の様子】
箱のようなフレームで額装し、標本のようなイメージで展示。
(おかげさまで、全8点の作品のうち4点は旅立って行きました。)
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一番多かった質問はやはり「どうやって描いてあるんですか?」でした。
今回、作品を制作するにあたって一番注力したことは、“目新しい技法で制作する”ということでした。画力ではずっと描いている人には全くかなわないし、きちんと絵画を勉強してきたわけではないので、何か新しいこと(できれば誰もやっていなさそうなこと)をするということを自分に課しました。そういう意味では、この技法についての質問が多かったということは、一応成功したと思っていいのかな。
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↓福田氏との共同作品。
福田氏が国内外で撮影した写真に、私がその写真からイメージしたキノコを描いたもの。
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床に展示し、実際のキノコを探すようなかんじで見ていただきました。
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↓個展を開催したギャラリー巷房が入っているビル。
空襲を免れ戦前から残っているというだけあって、独特な雰囲気。
今回の展示は、この雰囲気にも助けられていたということもあります。
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【番外編】
↓差し入れしていただいたキノコたち!
手前にあるフエルトキノコは、なんとゴンバ社のボビコさんによる手づくり。
ありがとうございます!
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お菓子もたくさん差し入れていただきました。ありがとうございました!
西光亭のくるみクッキー、いろんな絵柄があるけれど、キノコがついてるパッケージは知りませんでした。美味いうえにかわいいなんてズルイ。
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さて、今後ですが、
今回のこの「Mushroom meets girl」の巡回展を予定しています。
詳細が確定しましたら、お知らせいたします。

それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

どうも、とよ田キノ子です。

個展まであと2週間となりました。
さすがに少しドキドキハラハラしてきましたが…、
今回はメイキング Vol.01からの続きです。

5)水張りして下地塗り
ホームセンターで買ってきたベニヤ板に紙を水張りし、完全に乾いたらジェッソで下地を塗ります。
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6)背景色を塗る
背景のベースとなるアンティークゴールドを塗ります。
この後、さらに塗り重ねていくのでラフに2度塗り程度。
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7)中央を明るくする
中央あたりをクレヨン(白)でグリグリ塗り、こすったりしてぼかします。
ガサガサしたテクスチャにしたいので、これもラフに。
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8)水転写シートに絵を印刷
↓こんなかんじでデータを作って、
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↓水転写シートに左右反転印刷し、インクを完全に乾燥させます。
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9)水転写させる
印刷面を下にしてマスキングテープのアタリに合わせ、水を浸透させながら転写させます。
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10)水転写シートを剥がして乾燥させる
水転写シートの台紙をヨレないように剥がし、完全に乾燥させます。
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11)保護ニスを塗る
保護ニス(グロスポリマーメディウム)を塗って完全に乾燥させる。

【追記:100709】
最終的に、ニスなし質感の方が良いと判断し、ニスは塗らない方向にしました。
よって、↓この写真の作品は後日作り直し、ニス塗りバージョンはお蔵入りです(笑。
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このあと、紙をカットして額装したら、完成。
手順としてはシンプルだけど、この表現に至るまではそこそこ試行錯誤しました。
自分としては面白い質感にできたと思うので、ぜひ実物をご覧いただければと思います。

【概要】
福田武芳&とよ田キノ子 エキシビジョン
期 間:2010年7月12日(月)〜17日(土) 12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
会 場:銀座ギャラリー 巷房
〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル 3F/B1F
TEL:03-3567-8727
詳細や地図はこちらから

どうも、とよ田キノ子です。

個展まであと約1ヶ月半となりました。
少しだけですが、こんなことをやってるというところをご紹介したいと思います。
今回の個展では、8点の平面作品の展示を予定していますが、
こんなかんじで作っています。

1)ざっと下描きして
(図鑑を参考に。これはヒトヨタケ。)
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2)線を整えて
(下描きをもとに別紙に描き写します。)
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3)調子をつけて
(使用しているのは 0.3mm の製図用シャープペンシル。学生の頃から使っている15年来の相棒。)
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4)こんなかんじに。
(描き起こしたパーツをスキャニングして、パソコンで合成・レタッチ。)
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画像4枚も使った割に、いたって普通です(笑
これが最終的にどのような状態になるのかは、また後日ご紹介します。

【概要】
福田武芳&とよ田キノ子 エキシビジョン
期 間:2010年7月12日(月)〜17日(土) 12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
会 場:銀座ギャラリー 巷房
〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル 3F/B1F
TEL:03-3567-8727
詳細や地図はこちらから

どうも、とよ田キノ子です。

さわやかな季節となりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、このたび縁があり、個展を開催する運びとなりました。
作品展としては、初めての個展となります。
今回は “ Mushroom meets girl ” をテーマに平面作品を展示します。
また、会期中は福田武芳氏との同時開催となり、共同作品の展示も予定しております。
以下の通り展示いたしておりますので、ご都合がつきましたら、是非お立ち寄りいただければ幸いです。

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【概要】
福田武芳&とよ田キノ子 エキシビジョン
期 間:2010年7月12日(月)〜17日(土) 12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
会 場:銀座ギャラリー 巷房
〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル 3F/B1F
TEL:03-3567-8727
(※会期中は在廊予定です。変更になり次第、このページでお知らせいたします。)

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ケータイの地図はこちら

<作品詳細>
福田武芳 Cambodian Taxi Driver
・とよ田キノ子 Mushroom meets girl(メイキング Vol.01メイキング Vol.02

■とよ田キノ子 プロフィール
静岡県生まれ。専門学校 ルネサンス・アカデミー オブ デザイン(現・専門学校 ルネサンス・デザイン アカデミー)コンピュータグラフィックス科を第1期生として卒業後、株式会社ファイヴ・ワンに入社。グラフィックデザイナーとして経験を積む。その後、ウェブ業界に転身し、株式会社 博報堂アイ・スタジオを経て、株式会社ソニックジャムに入社。アートディレクター、グラフィック&ウェブデザイナーとして、様々なウェブサイトの制作に携わる。
2007年に“キノコ病”を発症し、以後「とよ田キノ子」名義で活動。
個人活動としては、キノコグッズコレクターとして2008年に個展「キノコレ」展開催。2009年に第1回高遠ブックフェスティバルの実行委員として参加し、同イベント内で写真評論家・きのこ文研究家の飯沢耕太郎氏と共に「きのこ文学スポット」を開催。

お問い合わせ:toyo[at]sonicjam.co.jp

どうも、とよ田キノ子です。
アートディレクターでありイラストレーターでもある黒田潔氏によるビジュアルストーリーブック「森へ」。氏の初作品集となる、この「森へ」では今まで一貫してモチーフにしてきた昆虫・植物・動物たちの集まる“森”をテーマに新作のイラストと立体をまとめたもの。アラスカを舞台にした森の中には、豊かな自然とともにキノコたちもたくさん描かれている。

なお、現在「森へ」出版記念として2月10日(水)から22日(月)まで、渋谷パルコ内ロゴスギャラリーにて展示会が開催中。作品集に収められている数点の原画と立体の展示、グッズなどの販売も。興味のある方はぜひどうぞ。

黒田潔『森へ』出版記念展
2010年2月10日(水)〜2月22日(月)
LOGOS GALLERY(渋谷パルコ パート1 / B1)
※最終日は5:00pmにて終了。

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↑表紙にもキノコが。

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↑立体作品+モデル(小林聡美さん・もたいまさこさん)の作品も。

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↑ぬらぬらした独特の線画。
なめらかで、心なしか湿り気を帯びているようにも感じる美しい線は、それだけで深い森を連想させる。

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↑なんと、サインをいただきました!
そして、直筆のキノコのイラストまで…(感涙。
運良くサイン会のタイミングで伺うことができ、少しお話させていただいたのですが、キノコの話を振ったところ「タイトルを“森へ”と決めたときに、絶対キノコをたくさん描こうと思ったんですよ」とおっしゃっていた。その言葉の通り、立体・イラスト共にたくさんのキノコが登場し、きっと楽しんで描かれたのだろうと思えるほど、それらは生き生きとしている。
この日はキノコの縁を感じつつ、東京を後にしたのだった。

【関連】
KIYOSHI KURODA

どうも、とよ田キノ子です。
謹賀新年(菌我信念!)
本年も部ログをどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、個人的には何といっても「高遠ブックフェスティバル」へ参加し、飯沢耕太郎さんとキノコイベントを開催できたことが一番大きな出来事でした。そして、キノコを通じて、オンライン・オフラインともに素敵なご縁や繋がりが広がったこと、とても感謝しています。目に見えずとも、着実に自分自身の菌糸を伸ばすことができていたということを実感させていただいたように思います。そんな、地中で成長を続けた菌糸が年に一度、子実体(いわゆるキノコ)として皆様の前に現れるのだとしたら、2008年の「キノコレ展」・2009年の「きのこ文学スポット」に続くものは一体どのようなカタチになるのか、これはまだまだ私にもわかりません。ただ、少しわかるのは“森の分解者”であるキノコのように、自分自身に取り込んだモノを分解し(さらにはカタチをかえて)世の中に還元するということ。それはまさに、デザイナーという職業にも当てはまります。自分を通してアウトプットしたモノによって、誰かの明日が少し楽しくなれば…。そんな気持ちで取り組んでいきたいと思っています。

最後になりましたが、今年も皆様にとって良いキノコ年であることをお祈りしております!
どうぞよろしくお願いいたします。

2010年 1月
とよ田キノ子

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どうも、とよ田キノ子です。
Troubled Moon Films 制作の映画「恐怖!キノコ男(原題:Fungicide/2002年/83分)」DVD。
作品としては超絶Z級のこの映画、どんな内容なのかというレビューは他のサイトをご覧いただくとして、ここでは珍キノコグッズとして紹介しようと思う。

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まず、なぜ2つ持っているか。色の違いがお分かりになるだろうか。
写真右がヤフオクで購入したもの、写真左がレンタル品販売(中古処分品)を購入したもの。先に購入したのが右のヤフオクで落札した方で、出品者によると日本版(リージョンコード2)の正規品を中国からの発送とのことだった。怪しいと思ったが、そんなに高くないし(1,000円)、まあいいかと思い購入を決めた。数日後、届いた品を確認してみると何やらチープな質感のパッケージ。この見慣れた質感を見間違えるわけがない、インクジェット印刷なのだ。しかも、丁寧にカッターで断ち落とされている風に見える。
そして、パッケージを開けた状態が↓これだ。

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当然、右がヤフオク落札品である。衝撃の DVD ラベル。インクジェット印刷のラベルシールが貼ってある。しかも若干、貼り損じている。おかしすぎる。デザインはまだしも、正規品はリリース日などラベルに印刷するだろうか。
普通なら、パッケージの時点でコピー製品だと断定するだろう。しかし、作品自体が超絶Z級クオリティのため、パッケージをインクジェットプリンタで印刷して、カッターで断ち落としたりして、誰かの手作業で作られていたとしても「あり得る」と納得してしまったのである。
まだ終わらない。パソコンにディスクを挿入してみると DVDタイトルが「DVD_VIDEO_RECORDER」。…うん、でも、まあまあ、普通に映画が見られたらそれでいいよ、安かったし。再生すると画面には、再生時間の表示まで録画されている。ダメだ、これはさすがにダメだ。すかさず出品者に「これはコピー製品なのではないか」という旨の連絡、その返事は「自分の出品した DVD を何人も購入してもらったが、そんなこと言われたのは初めてだ!」と、ややご立腹なご様子(笑)。
そういったわけで、我が家の珍キノコグッズと相成った。

この作品が海を渡って商品化されているというだけでも奇跡なのに、コピー製品まで出まわってしまっているということが驚きである。売れると思ってるのか(笑)いずれにしても中国の人、ありがとう。
ボロクソ書いたが、作品自体はヒドイを通り越してもはや笑えるレベルなのでみんなに見せたくなる“パーティ映画”として秀逸だし、パッケージデザインもとても気に入っている、愛すべき一品。
(いつか、こういうキノコ映像作品を集めて上映会をしたい。)

監督:デイヴ・ワスカヴェッジ
製作:デイヴ・ワスカヴェッジ
製作総指揮:メアリー・ワスカヴェッジ
脚本:デイヴ・ワスカヴェッジ
   メアリー・ワスカヴェッジ
撮影:デイヴ・ワスカヴェッジ
音楽:デイヴ・ワスカヴェッジ
出演:デイヴ・ボナヴィータ
   ウェス・ミラー
   デイヴ・ワスカヴェッジ
   エドワード・ワスカヴェッジ
   ロレッタ・ワスカヴェッジ
   デヴィッド・ウェルドン
(※同じ名前が並んでいるが、みなさんご家族だそうです。)

【関連】
Troubled Moon Films(公式サイト)
「恐怖!キノコ男」のトレイラー閲覧やオフィシャルグッズを購入できます、一応。

株式会社ゼイリブ
日本での「恐怖!キノコ男」DVD 販売元。
…この会社のサイトもちょっとアレだが。
※公式サイトでは「コメディ」カテゴリに分類されているのもポイントである。
ホラー映画じゃないんか。


【追記】(101003)
「第4回 ブラボー映画GP」各賞の結果
(未公開・Z級映画の祭典 『ブラボー映画グランプリ』)
今さら気づきましたが、この「恐怖!キノコ男」が第4回ブラボー映画グランプリにて、グランプリ&ブラボー賞受賞されていた。グランプリ史上初の二冠を達成とのこと。すばらしい。
この第4回ブラボー映画グランプリの様子は
中野ダンキチのZ級映画講座(2009.12.04)」にて見られます。

どうも、とよ田キノ子です。
前回のVol.59から、なんとも3ヶ月強が経っている。
心を入れ替えたい。

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さて、そんな Vol.60は、イギリスの挿絵画家・児童文学者 Cicely Mary Barker (シシリー・メアリー・バーカー)氏が描いた「FLOWER FAIRIES」シリーズのポップアップ絵本『How to Find Flower Fairies』。
作者である Cicely Mary Barker(1895-1973年)氏は、1923年に「FLOWER FAIRIES」シリーズ第1作目を発表し、現在も世界的な人気を集めている。

このポップアップ絵本『How to Find Flower Fairies』は、ページ数は少ないものの、美しいイラストと写真、そして立体的な仕掛けがすばらしく、子供のみならず、むしろ大人が楽しめる絵本である。
写真ではわかりづらいが、表紙はエンボス加工・金の箔押し、中央には妖精のステレオ印刷が施され、ページ内にもラメ印刷・ニス印刷されている箇所もあり、豪華で美しい作りとなっている。
ページを開くと、森の木の葉・草・花などがリアルに再現されており、葉かげや木のうろには小さな妖精たちが遊んでいる。
昆虫の羽を持ち、花びらのような衣装を着た妖精たちは、作者の愛する自然と身近な子供たちをモデルし、繊細で愛らしく、そしていきいきと描かれている。そんな彼(彼女)らにとって、森の至る所で突如現れるキノコは恰好の遊具であるに違いない。ページをめくりながら、そんな想像をしつつキノコで遊ぶ妖精たちを探すのも楽しい。

妖精とキノコ、実は切っても切れない関係なのだ。
「菌輪(きんりん)」と呼ばれる、キノコの菌糸が土中に放射状に広がることによって、輪を描いたようにキノコが発生する現象がある。これを欧米では妖精が踊った痕跡として、"fairy ring"、"fairy circle"、"elf circle"、"pixie ring" など「妖精の輪」と呼び、各国の神話や民話の中に多く登場する。また、この菌輪は妖精の世界の入り口とされ、輪の中に入ると別の場所や過去・未来を行き来できるという言い伝えもあるようだ。
近年では、オンラインゲームなどでもこの菌輪をモチーフにした演出(各地へ移動するための入り口など)を見ることができる。それだけ、欧米では身近にあって誰もが知っている存在だと言えるだろう。
菌輪、まだ実物には遭遇したことはないが、いつか足を踏み入れてみたいものである。

若干、本題から逸れてしまったが、このポップアップ絵本を見ているうちに、これだけ日常の生活にしみ込んでいるのだから本当に妖精はいるのではないか、と思わずにはいられなくなってしまった。それほど、この絵本の中の妖精はいきいきと描かれているのである。
もしかしたら、我が家の庭のグラジオラスやアジサイの葉かげに身を潜めてこちらの様子をうかがっているかもしれない、そう思わせてくれる魅力がある一品。

【参考】
シシリー・メアリー・バーカー(Wikipedia)
菌輪(Wikipedia)

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