キノコ アーカイブ

どうも、とよ田キノ子です。

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キノコのフェーヴ、その7。ツヤありタイプ、10体セット。
写真では立たせてあるが、裏は無地(着色なし)で、ツヤを出す釉薬もかかっていない状態。
やや赤みがかったアイボリーの台座部分、その上には草が生え、背景はさわやかな空を思わせる水色、側面にはカゴの編み目のようなあしらいがあるという、共通フォーマットで統一されている。造形や着色はややおおざっぱながらも、やわらかな配色や線の細さが、可憐で繊細な印象を与えている。特に背景の水色がとても効果的だ。また、陶器の素材そのままの色(地色)を活かし、ふんわりとぼかしたような着色の仕方も、特徴的である。まるで、あたたかな日差しを受けた春の野に生えているかのよう。
とても統一感のある、美しい一品。

上段左から
・Le Pied-bleu
・La Trampette des morls
・Le Mousseron de printmps
・Le Bolet bronze
・Le Cepe de Bordeaux
下段左から
・La Girolle
・La Truffe noire
・La Coulemelle
・Le Laclaire sanguin
・La Morille elevee

【これまでに登場したフェーヴたち】
キノコレ★Vol.10:フェーヴ
キノコレ★Vol.31:フェーヴ 2
キノコレ★Vol.37:フェーヴ 3
キノコレ★Vol.38:フェーヴ 4
キノコレ★Vol.39:フェーヴ 5
キノコレ★Vol.51:フェーヴ 6

どうも、とよ田キノ子です。

昨日1月6日はキリスト教の祭日「エピファニー(Epiphanie)」でした。
というわけで、今月のキノコレはエピファニーにちなんで、フェーヴ特集。
まだ紹介していないフェーヴがたくさんあるので、それらをご紹介したいと思います。

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さて、キノコのフェーヴ、その6。今年2009年の新作、10個セット。
マットな質感、淡い着色、デフォルメされた丸いフォルム。コロンとした印象で、とてもかわいらしい。配色が暖色系中心ということに加え、マットな陶器の質感との組み合わせで、なんだかまるでフェーヴ自体が甘い砂糖菓子であるかのよう。「LA TRUFFE」なんか、まさにチョコレートの“トリュフ”! こんなキノコたちが生えていたら、ついつい口へ運んでしまいそう。
単純化されたデザイン、その造形はとても丁寧に作られているように思う。それは着色に於いても同様で、微妙なグラデーションになっていたり、塗り分け方や、筆の跡をみても、とても丁寧な印象を受ける。こういうものに触れると、これを作った人はどういうことを考えながら色を塗っていただろう、と想像してしまう。きっと遠く離れた名も知らない人も、まさか日本の片田舎でそんなことを考えられているなど想像もできないだろう。そんなメルヘンな想像をさせてくれる一品。

上段左から
・LA LANGUE DE BCEUF
・L'AMANITE TUE-MOUCHES
・LA VESSE DE LOUP
・LE BOLET
・LE COPRIN CHEVELU
下段左から
・LE CEPE
・LA TRUFFE
・L'ARMILLAIRE
・LA MORILLE
・LA GIROLLE

【これまでに登場したフェーヴたち】
キノコレ★Vol.10:フェーヴ
キノコレ★Vol.31:フェーヴ 2
キノコレ★Vol.37:フェーヴ 3
キノコレ★Vol.38:フェーヴ 4
キノコレ★Vol.39:フェーヴ 5

どうも、とよ田キノ子です。
あけましておめでとうございます。
今年も部ログをどうぞよろしくお願いいたします。

昨年はこの部ログでキノコ記事を書きはじめ、その延長で初めての個展「キノコレ」展を開催することができました。また、キノコがご縁で多くの方々と繋がりが持てたことをとてもうれしく思います。本当にありがとうございます。そして、自分の中にこんなにもキノコの菌糸が広がっていたのかということを、改めて気づかされた年でもありました。
今年も、昨年以上に!キノコでいきたいと思っております。昨年に引き続き「キノコレ」展の Vol.02の開催、更には、オリジナルグッズも展開できればいいなあと考えておりますので、どうぞご贔屓に。
最後になりましたが、今年も皆様にとって良いキノコ年であることをお祈りしております!
どうぞよろしくお願いいたします。

2009年 元旦
とよ田キノ子

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今年の年賀状。
(今年はイラストを頑張ってみようと思う)

どうも、とよ田キノ子です。

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トップにカラフルなキノコがたっぷり乗ったクッキージャー。
その名の通り、クッキーを入れるための陶器製キャニスターである。大きな方(写真左)は高さが約29cm程あるので、これいっぱいにクッキーを入れたら、そうとうな枚数になるだろう。さすがアメリカらしいビッグサイズ。
いつの時代のものかは不明だが、ユーズドということで購入。底面には新品時のシール(「Country Casual」と書かれている)が貼られたままで、使用感はほとんど感じないほど状態は良い。もしかしたら、ずっとしまわれていたのかもしれない。
全体的にツヤツヤでぽってりとした、丸いフォルムがとてもかわいらしく、本体の落ち着いたモスグリーンが、カラフルなキノコたちを引き立てている。このキノコ部分、とても立体的な造りになっていて、まるで、キノコ狩りで穫ってきたばかりの5本のキノコをそのまま葉っぱの上に置いたような雰囲気。無造作に置かれたような自然さが、とても良いのだ。
このクッキージャーにチョコチップクッキー(なんだかキノコのカサを連想させる)を詰めて、サクサク食べながらホットミルクを飲んだら、身も心もほっこりしそうな一品。

サイズ(大): 底径約18.5cm × 高さ約29cm
サイズ(中): 底径約17cm × 高さ約24.5cm

どうも、とよ田キノ子です。

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ニットのカバーがついた湯たんぽ「Hot Pod」。
この時期、お湯の優しい暖かさがうれしい湯たんぽ。寝る前にこのキノコを布団に忍ばせておけば、ぽかぽかの布団で眠れるという心強いアイテムだ。縦225mm×横125mm というコンパクトサイズなので、カイロのようにも気軽に持ち歩ける(お湯を入れるとカイロよりだいぶ重いが)。ヘソを暖めるのにちょうど良い大きさだ。
カバーは、お湯を入れる注ぎ口部分がタートルネックのように折り曲げられるようになっていて、とてもかわいらしい。そして、白地に編み込まれた赤いキノコが映える。形がちょっとイビツなのは、ご愛嬌。まるで不器用な彼女が編んだセーターのようで、なんだか微笑ましい。
キノコを抱いて眠れば、そんな夢(妄想)も見られそうで、さらにハートもウォーミングな一品。
(くれぐれも低温火傷にご注意を。)

どうも、とよ田キノ子です。

飯沢耕太郎氏の著書「きのこ文学大全」(平凡社新書)。

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去る12月11日に、この「きのこ文学大全」の刊行とあわせて「きのこ狩ルチャー Vol.2」が行われた。飯沢さんご本人からご案内メールをいただいたので、これは是が非でも行かねばならぬ!と、先日も当ブログで紹介した北澤美術館のひとよ茸ランプ(ミニチュア)をお土産にいそいそと上京。
場所は Vol.1と同様に渋谷のUPLINK FACTORYにて。
今回は飯沢さんによるトークショー“きのこ文学宣言”と、女優・伊勢佳世さんによる宮澤賢治「朝に就いての童話的構図」、泉鏡花「茸の舞姫」の朗読という二部構成。
きのこ文学。いくつかは読んだものもあるが、こんなにも多くの作品があるとは、目から鱗ならぬキノコといったかんじで、やっぱり世の中はキノコで出来ているなと再確認。伊勢さんの朗読も、とても心地よく、キノコの世界へと導いてくれた。
いやはや、今回もとても楽しい2時間だった。
飯沢さんの話の中で「キノコの病」についてのくだりがあった。それは気づかないうちに脳に胞子が入り込み、潜伏期間を経て発症するというもの。発症後は、寝ても覚めてもキノコのことばかりになってしまうのだ。私の場合、キノコレ展開催時に「気づいたら、キノコだらけでした。」というコピーを使ったが、最初のコレクションが10年ほど前のもので、キノコ熱が高まったのが昨年ということもあり、潜伏期間は10年だったと考えられる。思い起こせば、学生時代のオブジェ制作のラフデザインにキノコものがあったり、課題の題材としてキノコを使っていたりするので、ちょうどその頃、脳に胞子が入り込んだようだ。やっかいなことに、この病は一度発症してしまうと進行するのみで、治療法はないようなので、まったく恐ろしい病である(笑
※この「キノコの病」について、そのきのこさんのブログ内で詳しく説明されているので、ご参照されたし。

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せっかくなので、サインを。
名前を覚えていていただき、光栄です!
(実は以前「世界のキノコ切手」にもサインをいただいている。こちらの追記参照。)

キノコは文学である
文学はキノコである
という、「きのこ文学宣言」を胸に、今後もキノコ活動に勤しんでいきたいと、
気持ちも新たにしたイベントだった。
ほんと、まさに、12月11日はキノコ記念日!

【関連】
キノコ狩るチャー!(イセカヨーデル)
↑キノコ文学の朗読をされた、伊勢佳世さんのブログ。

キノコ狩ルチャー! Vol.1(UPLINK FACTORY)
「キノコ狩ルチャー.VOL.1」盛況のうちに終了(プチグラパブリッシング)
日本を代表する写真評論家、飯沢耕太郎による初のキノコイベント『キノコ狩ルチャー』開催!(webDICE)
↑上記2点、 Vol.1の様子がよくわかるレポートとインタビュー。

どうも、とよ田キノ子です。

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ドイツ製、ブリキのキノコ。
色とりどりの花が咲く野原にキノコたちが生え、ひときわ大きなキノコではテントウムシと4人のコビトたちが遊んでいる。土台の裏にはネジがついており、カサが回る仕掛け。キノコのメリーゴーラウンドである。よく見ると空気イスだが、そこはご愛嬌。土台とキノコの柄部分は、筆跡が分かるような手描きのイラストだが、キノコのカサ部分はデジタルを感じさせる色ベタに正円のドット。カサとそれ以外部分のテイストが異なるので、なんとなくアンバランスな感じもするものの、ブリキという素材の持つノスタルジックな雰囲気が、それもまた良しと思わせる。コビト、テントウムシ、遊具(メリーゴーラウンド)という、いずれもキノコと相性の良いモチーフの組み合わせにより、とてもメルヘンな“イイカタチ”になっている一品。

どうも、とよ田キノ子です。

長野へ引っ越したこともあって、車を少し走らせて諏訪市にある北澤美術館へ。
諏訪湖畔にある北澤美術館は、ガレの作品を中心に展示している本館、そこから車で10分ほど離れたところに新館がある。新館はガラス工芸品展示の他、日本最大級のガラスショップとトンボ玉や吹きガラスなどを創作体験できる工房が併設されている。北澤美術館の所有しているアール・ヌーヴォー期のガラス工芸のコレクション(約700点)は世界有数のもので、それが北澤利男氏個人によるものだったというから、これもまた驚きである。
(コレクションはガラス工芸の他、東山魁夷や平山郁夫など現代日本画200点も。)
お目当てはもちろん、アール・ヌーヴォーを代表する作家・エミール・ガレ(Émile Gallé, 1846-1904)最晩年の作品「ひとよ茸ランプ」。
「ひとよ茸ランプ」は合計6体制作されたが、現存しているのは3体のみ。
それぞれ、北澤美術館(諏訪)、サントリー美術館(東京)、そしてガレの故郷であるナンシーにあるナンシー派美術館(フランス)に所蔵されている。この3体の中でも、北澤美術館にある「ひとよ茸ランプ」は、ガレが亡くなるまでベッドの脇に置いていたと言われ、作品としても一番評価が高く、唯一ガレのサインが入っているものであるという。
「ひとよ茸ランプ」は高さ83cm という大きな作品だが、モチーフとなっている実際のヒトヨタケは10cm程度。ヒトヨタケは一夜で成長し、夜明けには溶けてしまうという儚いキノコである。また、キノコなど菌類は自然界における分解者であり、食物連鎖の最終段階に位置する存在。このキノコの消滅と再生を繰り返す姿が、死を予感していたガレ本人と、そしてガレの作品に共通するテーマ「生と死の輪廻」と重なり、この作品が生まれたと思うと感慨深い。
(ガレはこの作品の制作時には白血病を患っていた。)

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↑左:ひとよ茸ランプ/右:ひとよ茸花器
「ひとよ茸ランプ」の成長過程が異なる3本のキノコは、それぞれ人生の幼年期・青年期・壮年期を喩えられているといわれている。生き生きとした曲線が、その先の「死」をも思わせる。実物は、キノコをランプとして表現してくれたことに感謝したいほど、それはそれはしっくりと美しい。(完全レプリカが欲しい…。)


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↑もちろんミュージアムショップで「ひとよ茸ランプ」グッズを。
左:ひとよ茸ランプ(ミニチュア・小サイズ)/中央:ひとよ茸ガラス細工/手前:ひとよ茸しおり/奥:ひとよ茸ランプポストカード
ミニチュアランプは大小の2サイズ展開、今回は小サイズを購入。着色には固体差があるが、全体的にやや荒め。


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↑ミニチュアランプ、点灯するとこんなかんじ。
実際はこの写真よりも、もっと赤い光を放つ。


【関連】
北澤美術館
ガイドボランティアからのメッセージ 第10回「きのこが主役」(北澤美術館)
エミール・ガレ(Wikipedia)

どうも、とよ田キノ子です。

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ロシア製 白樺細工(ベレスタ)の、スリッパ型針刺し。
「ベレスタ」とはロシア語で白樺樹皮を意味し、白樺樹皮を型抜きしたり模様を焼き付けるなどして加工した製品も同じく「ベレスタ」と呼ばれている。この白樺細工「ベレスタ」は人工のラッカーや接着剤を使わず、天然のヒマラヤスギの樹脂でできたマスチック(しっくいの一種)と蜜蝋(みつろう)を使用して作られている。また、白樺は防腐・殺菌効果があるため、昔からロシアでは食品の保存容器や化粧品入れなどとして利用しているとのこと。
今回のスリッパ型針刺しも、そんな伝統的なベレスタの製法で作られ、素朴ながらも自然な光沢と細工が美しい。絵柄はロシアで愛されている動物、マンシュウハリネズミ。ロシアに伝わる動物民話の中でハリネズミは、背中の針にリンゴやキノコを刺して運ぶが他の動物に取られてしまうという。ちょうどこのハリネズミもキノコを背中に刺して運んでいる際中なのだろう。背中のキノコを取られていることに気づかず、一生懸命運んでいる姿が想像できてほほえましい。
そんなお話とともに、白樺の、弾力のある柔らかな質感(コルクや革に似ている)がとても温かい印象を与えている一品。

どうも、とよ田キノ子です。

先日、浅草のギャラリー孔雀堂にて行われた、ゴンバ社さんの「森とキノコ 〜forest gomba〜」展に行ってきました。
ゴンバ社さんは、雑貨とカフェのイベント企画を中心に活動されているアートユニット(伺ったときには7名とのこと)。ユニット名となっている「ゴンバ」とは、ハンガリー語で「キノコ」の意。
今回の「森とキノコ」展は、オリジナルのハンドメイド雑貨と作品の展示・販売、そして、旅先で集めたワールド★キノココレクションの展示とのことで、これはぜひ行かねばと長野から上京。
会場に入ると、まず目に飛び込んでくるのが壁面にある木々のイラスト。この演出で、浅草の一角が一気に“キノコの森”に。そんな森には、たくさんのキノコたちが所狭しと、にぎやかに陳列。ゴンバ社のキノコ部長であるボビコさんが、各国から連れ帰って来たワールド★キノココレクションの数々は、とても国際色豊か。こけしもお好き(過去にこけしのイベントも)なようで、心なしかキノコグッズもこけし系(木製オブジェ、顔がついてたり)が多いような印象があるなど、コレクションとしての統一感、そして、キノコへの愛情とお人柄が感じられ、すばらしかった。(いろいろなキノココレクターがいらっしゃるが、やはりそれぞれの個性(キノコの好み)が現れるように思う。)
少しお話させていただいたところ、なんと、この部ログをご覧いただき「キノコレ」展もご存知だったとのこと。残念ながら、終了後だったようでお越しいただけなかったが、次回は事前にお知らせしますので、ぜひ。いろいろコレクションのお話ができて、楽しかったです。ありがとうございました。
うかがった際はちょうど「キノコブローチニット教室」開催中で、メルヘンな会場に編み物という雰囲気が加わり、ほっこりとした空気が流れていて、とてもかわいらしいイベントだった。

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↑ワールド★キノココレクションの一部。


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↑今回、連れて帰って来たキノコたち。
木製オブジェと「きのこけストラップ」は手描きの1点もので、きのこけさんの表情が微妙に全て異なり、かなり悩んだ。てぬぐいは額装しても成り立つほど、すてきなデザイン。ブローチもみつばちトートさんの麻帆布トート(レース付き)に合わせるととてもかわいらしく、お気に入り。


■第3回 ゴンバ社企画「森とキノコ」〜forest gomba〜
会期:2008年11月12日(水)〜11月16日(日)
場所:ギャラリー孔雀堂

【関連】
ゴンバ社ブログ

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