監督:ジャスミン・デラル
出演・音楽 : タラフ・ドゥ・ハイドゥークス、エスマ、アントニオ・エル・ビバ・フラメンコ・アンサンブル、ファンファーラ・チョクルリーア、マハラジャ
インドに起源を持ち、千年前から、世界中を旅してきた民族、ジプシー。
スペイン、ルーマニア、マケドニア、インドで、現在活躍しているジプシーバンドが結集し、アメリカをツアーする、ジプシー・キャラバン。
この映画を観る前の、僕のジプシーに関する乏しい知識は、ヨーロッパで路上芸人として生計を立てている人たちということだけだった。
しかし、ジプシーは、路上芸人としてだけではなく、普通の人たちと同じように、商売をして生計を立てている人たちもいるのだということを映画を観て、初めて知った。
観て思ったことは、ジプシーの音楽は、定住した国によって違うんだなと思った。しかし、彼らの音楽の根底にあるものは、同じだった。ジプシーの音楽は、悲しみから生まれた音楽だった。
映画に出てくるジプシーは、ジプシー以外の人たちに迫害されながらも、音楽を生業として生きていくという点では、被差別階級だった日本の歌舞伎役者に似ていると思った。
僕は、ジプシーに会ったこともないし、話したこともない。なぜ、ジプシーは、世界中から、嫌われているのだろうか。映画を観る限り、見た目以外に、僕ら、日本人となんら変わりのない人達だった。しかし、何か理由があったから、インドから世界中に散らばっていったのだと思う。ジプシーは、ユダヤ人と同様、その土地土地で迫害されながら生きてきた。何故、その土地の人たちに嫌われて、旅を始めたのか、映画を観ている間、ずっと気になっていたが、描かれていなかったのが、残念だった。
No love,No life
あるジプシーの言葉
このエントリーのトラックバックURL
http://clublog.in/mt/mt-tb.cgi/104





