監督:リチャード・リンクレイター
あらすじ:
主人公が、自分の部屋で何度も目覚めるが、いつも夢の中にいる状態から抜け出せないでいる。
夢と現実が分からない状態のまま、色々な人に出会う。出会う人は、皆、「生きることは何か」、「夢とは何か」など、哲学的なことを主人公に語りかける。しかし、誰も、主人公の夢と現実がわからない状態を教えてくれない。
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久しぶりに、また、観てみた。面白い。まず、内容の前に観ているだけで面白い。主人公が、夢か現実かわからないまま、夢遊病者のごとく、色々な人に出会うのだが、実写でなく、アニメーションだからこそ、その夢か現実かわからない非現実的な世界をうまく表現できていると思った。髪の毛がゆらゆら揺れていたり、人が雲になったり、常に周りが歪んでいたり。。。
また、サントラも、バイオリンやピアノのセッションのシーンでの曲が、クラシックでありながら、ロケンローぽくて格好良かったり、哲学的なことを語り弾きしているウクレレ弾きの曲が、軽いテンポのソフトなミニマルだったり、リチャード・リンクレイターは、音のセンスがいいなと思った。
この映画の中でのお気に入りのシーンの一つ、「聖なる瞬間」。
日が暖かく、爽やかな昼下がりに、恐らく初めて会ったのであろう、二人の男が無言で見つめ合い、「聖なる瞬間」を感じる。そして、その後の「聖なる瞬間」を共有し合った二人の想像だにしなかった、素晴らしい物理的、精神的変化。いきなり、初めて会った人に、「聖なる瞬間」を感じてみようと言われて、沈黙のまま見つめ合うなんて、すごい話の展開だなと感心してしまった。そして、一人はすごく真面目にその瞬間を「聖なる瞬間」として感じていて、もう一人は、引き気味で、その瞬間を「気まずい瞬間」として感じている。それを客観的にうまく撮っている。「聖なる瞬間」中に聞こえる犬の鳴き声が、普通の何気ない平和な一日を演出していて、絶妙だなと思った。
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コメント (1)
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投稿者: 匿名 | 2008年03月03日 12:03