• 2007年12月03日 05:13

自分がどうであれ

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一方的ではなく、影響を与え合う、そんな環境が望ましい。


『類は友を呼ぶ』という諺があるように、似た物同士が集まるなんて事は多くあること。

それは、何かの専門家(スペシャリスト)が互いに惹かれあって集まってしまうこと。
なんて現象にも置き換えられるのではないかとも。

結果としてそれが何をもたらすのか。


ワタシが今いる業界でも今じゃ珍しくもない事だけれども、それでもワタシの周りでは常ではない。

だってワタシは何のスペシャリストでもありませんから。


ボブ・ディランや、ジミヘンドリックス、ジャニスジョップリンといった音楽家や、
アンディ・ウォーホルといった画家、
マークトゥエイン、ジャック・ケルアック、アーサー・C・クラークといった作家や、
ロバート・メイプルソープといった写真家まで、
多くのアーティストを惹きつけたホテルがある。

222 West 23rd Street -The Hotel Chelsea

映画『チェルシーホテル』や『レオン』の舞台となったそのホテルは賃貸契約できる部屋と、ホテルとして短期滞在用に利用できる部屋に分かれている。


【引用:http://www.hotelchelsea.com/images/imagebar-home.jpg】


多くの偉人達は、このホテルの何かに惹きつけられ、住み着き、そこに住む者達に影響され、そして偉大なアーティストとなっていった。

先程の話、それと少し違うのはこのホテルの場合、芸術のジャンルを問わず『友を呼んで』しまっている。

音楽家もいれば、作家もいるし、画家もいれば写真家もいる。現在も多くのアーティストが住み着くこのホテルには、先人達もそうであったように何か特別な空気があるのでしょうか。


このホテルの伝説にあやかりたいと、多くの若者が入居を希望したそうです。
しかし、誰しもがここに住居をかまえられるわけではなく、
ある一人の男の『お眼鏡』にかなわなければなりませんでした。

それは、スタンリーバードがオーナーを務めていたときの話。
彼は50年以上もこのホテルで働き、そして多くの偉人達を見出してきました。

今では、別の会社に管理を任せてはいるものの彼には独特の雰囲気、そして『人を見る目』があるようにも思えます。

一文無しでやってきた若者の才能を埋もれさすこと無く、ホテルに住まわす。
結果としてそれがそこに住む者達へよい影響をおよぼす。

なぜこの場で多くの芸術家が作品が生み出してきたのか。
スタンリーバード曰く『彼らを理解してきた』かららしい。

その言葉の通り、お金が無くても才能が認められすればここには住めた。
彼がビジネスのみで動いていればそんな人たちはすぐに追い出されてしまう。
そこに彼のアート、そして夢追い人に対する理解が伺えます。


話はそれましたが、
このように影響を与え合うことなんて、職種に囚われることなく誰にでもありえることなのだと思います。
スペシャリストでなければいけない、なんてことは関係ないとも思ってます。

だから一見自分には関係のない業に見えてもそれが後に自分の作品に大きな影響を及ぼすことがあるかもしれない。

もしかしたら、まったく別の職種の人が創ったものが自分が思いつかないような素晴らしい作品になっているかもしれない。

ワタシはスペシャリストではないし、目指すつもりもない。
スペシャリストになることが必ずしも成功の道とも思わない

(希望はどちらかと言うとオールラウンドなタイプ。)

だから、異業種の人の言葉ほど注意深く聴きたいし、それを自分のケースに当てはめて考えることも続けたい。

自分の業界の風習や、既成概念なんか、関係のない別の人の一言で吹っ飛ぶかもしれない。今までのことが馬鹿馬鹿しく思えるように。
逆にそれをやってみたいとも。

影響を与えるってそういうこと…かな?

まー、そんな日がなんとなく待ち遠しい。


『デザイナーがデザインする時代は終わった。』
‐伊南 智寿

参考:
世界組TVvol.9 The Hotel Chelsea~チェルシー・ホテルの伝説~ フジテレビ
The Hotel Chelsea, New York City

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コメント (2)

広義に、ありえない人がありえないことをする。なんて解釈をしてみましたが。自分の理解を超えたものは、思いがけない別の方向からやってくる。それがデザインであれ、映画であれ、小説であれ。そんなものであれば見てみたいと常々。

デザイナーじゃない人がデザインをしてみたらどうなるか見てみたいだけなんですけどね。新しい発見がありそうな気がするんですよ。21世紀版アヴァンギャルドな感じで。もっと自由で良いんじゃないかと。

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